Amazon出品(出店)サービス - 成功事例 - FBAマルチチャネル - Amazon.co.jp

ノーゼンローズドットコム
皆川 健治様

年々、利用者が急増しているスマートフォン。毎シーズン多くの新モデルが発売され、それに伴い新たな需要が創出されるスマートフォン/タブレット端末の周辺機器・アクセサリーの市場規模は右肩上がりで拡大している。

ノーゼンローズドットコムは、そのようなスマートフォン用ケースを専門に取り扱い、急成長を遂げられています。「Amazonの巨大なインフラを低コストで活用できるフルフィルメント by Amazon(FBA)には、立ち上げ当初から非常に魅力を感じていた」という、ノーゼンローズドットコム代表の皆川健治様にお話を伺いました。
売れるサイクルに入ったら、どんどん売れてくる、回転数が急速に上がるのがAmazonの特徴ですね

Q: 2011年から本格的にAmazonでの販売を開始されています。Amazon出品サービスのご利用を開始されたきっかけは?

元々は2010年の夏頃から、海外ブランドのアパレル商材や自動車パーツ、アクセサリーなど、様々な商材を試しましたがなかなかうまくはいきませんでした。どうしてもそのような一般的な商材では、価格競争になってしまうため利幅も稼げない。手間だけは掛かるので、忙しい気分にはなるけれど、収支を見ると利益は出ていない、そんな感じでしたね。

「視点を変えなければ」と思いはじめた頃に、Amazonと出会いました。Amazonへの出品を決めた理由は、フルフィルメント by Amazon(以下、FBA)というサービスに非常に魅力を感じたことです。Amazonの巨大なインフラが活用でき、Amazonと同等なサービスを購入者に提供できるという点はやはり大きいです。FBAは出品開始と同時に利用し始めました。

Q: 海外製の「耐衝撃ケース」などの輸入販売をメインに手掛けられていますが、どのように商材を選定されたのでしょう?

立ち上げ当時、Andoroid OSが登場し、スマートフォンが一気に普及し始めた時期でした。「ここからは一気にスマートフォンブームが来る」と予測し、スマートフォンケースに商材を絞り込みました。当初は仕入れのしやすさもあって、スマートフォンケースの中でも家電量販店で販売されているような一般的な商品を取り扱っていたのですが、その手のものはなかなか売れませんでした。そこで海外のサイトなども研究し、「耐衝撃ケース」という商材を見つけ、テストマーケティングを行ってみたところ、思いのほか良い反応が得られました。2011年の春頃のことです。

Q: 実際にAmazonで販売を始められてからの反響はいかがでしたか?

Amazon上では、販売されている商品数が何万点もありますので、その中に埋もれてしまう可能性もある訳ですが、一度流れに乗って売れ始めると、レビュー件数も増えてランキング順位が上がり、サイト上での表示回数が増える。そうなると、急激に商品の回転が加速される。非常に強い爆発力がありますね。売れる時は驚くほど売れます。売れるサイクルに入ったら、どんどん売れてくる、回転数が急速に上がるのがAmazonの特徴ですね。

Q: Amazon以外の販売経路へも展開されていますが、チャネル(販路)毎の購入者層の違いや特徴はありますか?

Amazonの購入者様はスピード重視、すぐに手に入れたい、という方が多いですね。別のショッピングモールなどでは、商品に対するこだわりを持った方や購入時にポイントを併用したいといった方が多い印象。Amazonで値下げ競争が始まってしまった商品などは、他のチャネルでの販売に切り替えたりと、各チャネルごとの動向をみながら調整をいれています。
マルチチャネルサービスを効率的に
活用し、順調に売り上げを拡大

Q: FBAマルチチャネルサービス(Amazon.co.jp以外の販売経路から受注した商品をFBAから発送するサービス)を効果的にご利用いただいていますね。

他のショッピングモールなど、複数のチャネル経路での販売を始めてすぐに興味をもったのがFBAのマルチチャネルサービスでした。他社の事例などを伺っていても、Amazon経由の受注分はFBAで、それ以外のチャネル向けには別倉庫または自前で、という対応をされているところが多いようでした。

実際にマルチチャネルサービスを利用しはじめると、当然ながらAmazon経由の受注出荷は365日24時間稼働なので、在庫はリアルタイムに変動する訳ですが、それに合わせて他チャネルの在庫もマニュアルで更新しなければならない、という課題が生じてきました。そこで、何とかFBAマルチチャネルサービスの利点を生かしながら、多店舗連動ができないかものかと考え、ハングリード社にシステム開発を依頼しました。

約1か月間の開発期間を経て完成したシステムにより、現在はより効率的にマルチチャネルサービスを利用できるようになりました。このシステムを使うようになって、非常に優秀なアルバイト1名を雇っているような印象です。作業時間が短縮された分、商品の仕入れや販売分析などに充てられるようになり助かっています。

Q: FBAの費用対効果をどのように評価されていますか?

費用対効果は高いと思います。まず、仮に土日出荷を希望した場合、物流会社と交渉をする必要がありますし、追加料金を要求される場合もあります。しかし、Amazonの場合、土日出荷であっても追加料金などは発生せず、平日と変わらない条件で商品を発送することが可能です。また、通常のロジスティクスサービスは坪単位での請求になりますので、商品が1坪分有っても無くても最低限1坪分のコストは発生してしまう。それに加えて、棚がある場合は「ラック代」を請求されるところもありますし、梱包資材も別料金だったりします。その点、Amazonの場合、在庫保管手数料は商品毎の体積で管理されます。配送手数料も出荷毎、使った分だけが請求対象となりますので無駄がありません。

あと、配送料の設定一つをとっても、他の物流会社の見積もりだと沖縄や離島は別料金になってしまう。その点、Amazonは全国どこへ発送しても一律料金というのはやはり大きいです。一律料金ですので、購入者にとって明快な送料設定ができます。加えて、出品者側としても一律料金を踏まえた上での価格戦略を取ることができる、色々と細かな点を考える必要がないというのはいいですね。