chuckle BABY
小尾 望様 / 峯 梨紗子様

少子高齢化が叫ばれるなか、ベビー服の小売市場は販売チャネルごとの明暗が分かれつつある。かつて主流とされた百貨店や量販店の苦戦が続く一方で、インターネット販売は堅調な伸びを示しています。今後、ネットリテラシーの高い世代の出産ピーク期を迎えることで、ますますの成長が期待されるベビー服のインターネット販売。
「消費者と直接つながることのできるインターネットという販売チャネルを活用して、独自の『モノのよさ』を伝えていきたい」と語る、ニシキ株式会社EC事業部ゼネラルマネージャーの小尾望様と峯梨紗子様にお話を伺いました。
消費者と直接つながることのできるインターネットという販売チャネルを活用して、 独自の『モノのよさ』を伝えていきたい

Q: 2006年から通信販売に本格参入されていますが、きっかけはどのようなことだったのでしょうか。

当時はまだ製造卸のビジネスがメインでしたが、消費者と直接つながることのできるインターネットという販売チャネルを活用していこうという明確な目的はもっていました。当初は自社サイトから販売を開始することも視野に入れていましたが、費用対効果を考えるとそんなに甘いものではないと判断し、まずはショッピングモールを活用することにしました。

その半年後に、事業部として独立し通販事業を本格化、多店舗展開へと拡げていきました。そのタイミングで自社サイトも整備し、もっとインパクトのあるところでも販売しよう、ということでAmazonへの出品を検討することになりました。

Q: 2011年からAmazon出品サービスのご利用を開始されていますが、最初に期待されていた点とは。

最も期待していたのはやはり集客力です。また、個人的にAmazonを利用する上で、Amazonの購入しやすさ、商品の探しやすさも実感していましたし、ショッピングモールのように個別の店舗から購入する訳ではないので、購入者にとって「Amazonから購入するという安心感」(決済等の面で)を提供できると考えていました。

実際に利用してみての使い勝手は、他店舗と比べ、商品の管理も手軽ですし、管理ツール(セラーセントラル)はとても機能が充実していると感じています。また、カスタマーサポートも充実していますので、まったく手が掛かりません。店舗の運営効率は非常に良いと感じています。

Q: Amazon出品サービスの利用が「ビジネス拡大に繋がった」と感じたエピソードがあれば教えてください。

Amazonではシーズンごとに様々な特集ページを組まれているので、売れ筋商品の需要期に、商品をベビー用品の特集に掲載できたことは大きかったですね。3月は保育園入園準備期に当たるため、需要が上がる時期なのですが、そのタイミングでちょうど主力商品である「トレーニングパンツ」を特集に取り上げてもらい、売り上げがぐぐっと伸びたという手応えがありました。
FBAで売れ筋商品の品揃えや在庫をきちんと整えて販売したこともよかったと思います。こうした機会を活用することで、レビュー件数も増え、さらなる販売に繋がっているという実感があります。

Q: Amazonへの出品を開始された当初からFBAをご活用いただいていますが、ご利用の決め手はどのような点でしたか?

多店舗化を進めていくにつれて、出荷数の増加に自社の物流体制が対応しきれなくなるケースは課題として想定していましたので、Amazonへの出品開始にあたりFBAの利用は必須と考えていました。

実際にAmazonへの出品とFBAをセットで利用してみて、他の販売チャネルや店舗と比較しても、運営にかかる作業負荷が断然少ないと実感しています。その分、運営責任者も他の業務に時間やリソースを割り振ることができていますし、うまくプラスアルファの効果を出せていると思います。効率の面からみても、販売した分を定期的に補充するサイクルを取り入れているため、在庫が過不足なくまわせていますから、全般的に無駄なく運営ができていると実感しています。

Q: FBAを利用されるメリットはどのような点にあるとお考えですか。

Amazonは何といっても配送が早い。「お急ぎ便」をご利用いただければ翌日にお届けできますし、Amazonだから利用するという購入者様も少なからず存在すると捉えています。例えば、弊社の売れ筋商品で「ナイティパンツ」や「おねしょパンツ」といった商品がありますが、保育園や幼稚園の「おとまり保育」の前日に「すぐ届けて欲しい」といって注文される方が多数いらっしゃいます。
自社出荷だと九州の倉庫からの発送になるため、翌日にお届けすることはできませんし、土日や年末年始などは即時対応ができません。その点、FBAなら購入者様をお待たせすることもなく、満足度の向上にもつながっていると感じています。